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ギルザノフの定理(備忘) [金融]

唐突ですみません,自分の備忘のために「ギルザノフの定理」を書き留めておきます。金融工学では重要みたいなのですが,いつもうろ覚えでうまく使えないので。【ギルザノフの定理】

確率測度Pの下でのウィナー過程Wtを用いて,新たな確率過程Xt

dXt=U(t)dt+dWt

を定義すると同時に,新たな確率測度Q

dQ/dP=exp-∫_0^t U(s)dWs-(1/2)∫_0^t U(s)^2ds

を定義する。このとき,QはPと同値な確率測度になる。また,

Epexp(1/2)∫_0^t U(s)^2ds<∞

を満たすならば,XtはQの下でウィナー過程になる。

ここまではどの教科書にも書いてあるんですが,問題はdQ/dPの使い方です。

なお,

Eq=Ep・dQ/dP

である。

dQ/dPをラドン・ニコディム微分というそうです。終わり。
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