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選挙における「公認」の謎 [政治]

最近更新機会が増えました。更新するととたんに来てくれる方がおられるので張り合いになってます。ありがとうございます。

今日は自民党が山崎拓さんと片山虎之助さんの「公認」を見送った件について。
http://news.so-net.ne.jp/article/detail/450237/

70歳定年制をすでに導入していたのでそれを適用したという理屈だそうですが,そもそも「公認」という制度(?)について考えてみたいと思います。選挙で投票者が候補者を選ぶ際,候補者の属する政党を意識するのは通常のことです。それでは「公認」はなぜ必要なのでしょうか。ワタクシの理解では,大きな政党ではときどき言うことを聞かない政党員がいて,例えば一人区に二人立たれてしまったりすることがあるかも知れないので,これを未然に防止する意味で,二人の候補者のうち一方を差別化しようというねらいなのかなと思います。(誤解あればご指摘願います。)

こう考えると,せっかく自民党に属して出馬しても「公認」が得られなければ,何といいますか正統性のようなものが主張できず,無所属とまではいかないまでもかなり不利な戦いを強いられることになるでしょう。ここまでは素直な話です。

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しかし,ワタクシはここでひねくれます。政党運営者の立場に立ってみます。政党が特定の候補者を公認することにはそんなにメリットがあるのでしょうか。「公認候補者の忠誠心強化につながる」みたいな話は置いておくと,

「政党支持者の票が分散するのを防げる」

くらいかなと思うのですが。。。当選者を少しでも増やしたいのはいうまでもありませんが,いまの自民党にとっては必ずしも当選確率を高めることになるかどうかわかりません。むしろ,公認されなかった候補が同情票を集める展開すら考えられます。そもそも70歳定年制ってそんなに国民の支持があるんでしたっけ。古くは市川房江さんとか,年齢がむしろプラスに作用している事例もありますし,そもそも高齢化社会に弱冠70歳(?)の人を引退させてしまうのは後期高齢者医療制度と同じ反響がないのだろうか。。。

個人的には政治家はあまり若すぎない方がいいと思うんですけど,少数意見でしょうか。経験や苦労はバッチリ積んでるし,枯れたくらいの人の方が金銭的欲求が少ないので不正が起きにくい気がするし,高まる名誉欲については勲章でも何でもあげとけばいいだけだし。残る危険は親族や知人に財産を残したい欲求くらいですが,相続税とか上げておけばいいのかな。最後は思いつきっぽくてすみません。
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