解答編～灘中の入試問題

前回の解答です。(1)　3周　　(2)　7回転

(1)　4cmと3cmの最小公倍数が12cmなので、12cm動いてようやく1周期となります。したがって、12cm÷4cm＝3周となります。こちらは簡単でしたね。

(2)　問題はこっちです。テキストの解答はこんな感じですが、私には絶対思いつきません。
「12cm÷3cm＝4回転なので、(1)の3周を加えて7回転となる。」

何とか理解しようとすると、(1)は地球から見て月が地球の周りを何周（3周）するか、といったテイストの問題なのに対し、(2)では地球の自転（4回転）も考慮に入れて、宇宙から見て月が何回転自転するか、といったことではないかと思います。どなたかフォローいただけると大変ありがたいです。

ちなみに私（某大学工学部卒）は以下のようなカッコ悪い答案でした。。。頭固いね～＾＾;

Bの1周を3等分し、下図のように①②③の印をつけておき、慎重にAの周りを一周させたとき、Bは自分の中心の周りを2　1／3回転したことがわかる。(1)よりBはAの周りを3周したので、（2　1／3回転）×3周＝7回転となる。