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中小政党優遇枠なんて筋悪 [政治]

こんにちは。今日の日経に,自民党が衆議院選挙制度改革の一環で「中小政党優遇枠」なるものを検討しているというのがありました。今日はこの話を。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2905A_Z20C13A1PP8000/記事によれば,衆議院の比例代表定員の180を150に減らした上で,150のうちの30を「中小政党優遇枠」として,比例得票率20%以上の政党を排除した上でドント式割り当てを行うというものだそうです。ねらいは公明党への義理立てにあるようです。

ちなみに,先日の衆議院選挙での比例得票率は,自民27.6%(前回26.7%),維新20.3%(前回なし),民主15.9%(前回42.4%),公明11.8%(前回11.4%),・・・と続きますが,公明党が20%を超える可能性はほぼなさそうなので,確実に「優遇枠」の恩恵を受けられるというわけです。

邪悪なねらいもさることながら,それにしても筋の悪いアイディアですねえ。ルールの詳細がわからない中ではありますが,民意に逆行するのは明らかです。自民党もそこまでバカではないと思うので,最終的には不採用となると信じてはいますが,まさかねえ。

自民党がそんなに公明党にえこひいきしたいなら,当選枠の譲渡制度でも作る方が直接的かつ効果も期待できると思いますが,いかがでしょうか。しかし,譲渡されて割り食った自民党の候補者が裁判起こしたらきっと勝つでしょうね^^;

なお,選挙制度改革に関するワタクシの主張は,↓のとおりであります。おしまい。

http://himakou.blog.so-net.ne.jp/2012-12-17
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